ハード・デイズ・ナイト/今日の誓い
A Hard Day's Night/Things We Said Today
(シングル)
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プロデュース:ジョージ・マーティン
Parlophone Revel 1964.7.10
曲目リスト
シングル解説
「キャンド・バイ・ミー・ラヴ」に続いて発表されたイギリスにおける7枚目のシングル曲。 A面はビートルズ初主演映画のタイトル曲で、1964年7月10日にアルバム『ハード・デイズ・ナイト』と同時にリリースされた。3週連続1位をマーク。 アメリカでは「恋する二人」とのカップリングで発売され、全米1位を獲得している。
両面共に同名アルバムに収録されている。 A面の「ハード・デイズ・ナイト」は、66年のクリスマス・アルバム『オールディーズ』(未CD化)にも収録。
NME(英):3週連続1位
ビルボード(米):2週連続1位
キャッシュボックス(米):3週連続1位
同名映画の主題歌で、64年7月10日に7枚目のシングル曲としてリリースされた。3週連続1位を記録。同じ日に発売された同名アルバムにも収録。
ジョンの作品であるが、タイトルは忙しい映画の撮影中にリンゴが呟いた「なんて忙しい日なんだ…」から引用されている。つまり撮影当初はこの曲はまだ完成していなかったのだ。 リードボーカルはジョン、ハーモニーはポール。中間部のサビはポールがリードボーカルを歌っている。 ジョージが弾くオープニングの12弦ギターの響きが印象的であり、間奏のソロパートは早すぎるためにテープ速度を落として録音したと言われている。但し、後のコンサートではちゃんと弾いている。 ピアノはジョージ・マーティンの演奏。また非常に多くのパーカッションが使われているのも特徴で、これまでに無い音の厚みを感じさせる編曲である。 ビートルズ作品の中でも特に人気が高く、初期の代表作になっている。
『ビートルズ・アンソロジー1』にはポールとジョージのバック・コーラスが入った初期テイクを聴く事が出来る。
因みに邦題は「ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!」というダサいもの(汗)で、最近ではこの表記は見かけなくなった。 (これは映画評論家の水野晴郎氏が命名したといわれている)
個人的には笑福亭鶴瓶がMCを務めた80年代のバラエティ番組『突然ガバチョ!』のオープニング・ナンバーのイメージが強いです。
『ザ・ビートルズ1962-1966』通称“赤盤”の2023エディションに素晴らしいリミックスを収録!衝撃のオープニング!バスドラの迫力、軽快なパーカッション(特にボンゴ)、未聴の方は是非!2024/3追記
シングル「ハード・デイズ・ナイト」のB面にカップリングされたポールの作品。
イントロから繰り返される“ジャジャジャーン”というギターが印象的な曲で、マイナーコードとメジャーコードが転調を繰り返す構成も面白い。
感情を抑えたリードボーカルはポール、サビのコーラスもポールによる多重録音。 珍しくジョンがピアノを弾いている。
ハイハットの効いた淡々としたサウンドは非常にクールで透明感がある。 非凡な才能が垣間見られる隠れた名曲だ。
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