ロング・トール・サリー/アイ・コール・ユア・ネーム
/スロウ・ダウン/マッチ・ボックス

Long Tall Sally/I Call Your Name
/Slow Down/Matchbox

(4曲入りEP)


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プロデュース:ジョージ・マーティン

Parlophone Revel 1964.6.19


EP解説

シングル「キャンド・バイ・ミー・ラヴ」の3ヶ月後、1964年6月19日に発売されたイギリスにおける5枚目の4曲入りEP盤。

英国のEP盤は既に発売されているシングル曲やアルバム収録曲のダイジェストという意味合いが強いが、本作は全曲未発表の新曲が収録された唯一のEP盤である。

小生の好き度

★ ★ ★ ★ ★

シングル「キャンド・バイ・ミー・ラヴ」に続き、64年6月19日に4曲入りEP盤としてリリースされた。 オリジナルはリトル・リチャードが56年3月に発表した全米ナンバーワンヒット曲。

リードボーカルはリトル・リチャードを敬愛するポール。熱唱タイプのこの曲は、当時のコンサートではラストナンバーとして演奏されていた。 最初のギターソロはジョン、2度目のソロはジョージ。ピアノはポール。

作者はリトル・リチャード、ロバート・ブラックウェル、エノトリス・ジョンスン。

作者:E.Johnson - R.W.Penniman - R.Blackwell

リード:Paul


4曲入りEP盤の1曲。ビートルズがデビューした当時に作ったジョンのオリジナル曲で、彼がまだ15歳の頃に初めて作詞作曲したブルースが元歌となっている。 63年8月にイギリスの歌手ビリー・J・クレイマーのセカンド・シングルのB面として発表されている。 力強いリードボーカルはジョンによるもの。 この時期好んで使用されていたカウベルがリズムを刻み、サビでは独特のロックンロール風ギター・リフを聴く事が出来る。 ジョージはリッケンバッカー12弦ギターを使用している。

モノ・ミックスは冒頭のギターのフレーズが違い、カウベルが最初から入っている。ステレオ版のカウベルはジョンが歌いだしてから2小節目の終わりから入る。

作者:J.Lennon - P.McCartney

リード:Jphn


この曲もEP盤の1曲。オリジナルはラリー・ウィリアムズが58年に発表した「ディジー・ミス・リジー」のB面に収録された曲。 乗りのいいジョンの荒削りのボーカルが魅力のロックンロールである。

アメリカと日本では「マッチ・ボックス」とのカップリングでシングルとして発売された。小生も持ってます。

作者:L.Williams

リード:John


ロックンロール創世期に活躍したカール・パーキンス57年の作品。

リードボーカルはリンゴで、彼の少しとぼけた感じがこの曲にマッチしている。 デビュー前のコンサートではジョンが歌っていた曲である。

作者:C.Perkins

リード:Ringo





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