アイ・フィール・ファイン/シーズ・ア・ウーマン
I Feel Fine/She's A Woman

(シングル)


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プロデュース:ジョージ・マーティン

Parlophone Revel 1964.11.27


シングル解説

ハード・デイズ・ナイト」に続き、1964年11月27日に発表されたイギリスにおける8枚目のシングル曲で5週連続1位をマーク。 アメリカでも3週連続1位となり100万枚以上を売り上げた。

アルバム発表1週前の先行シングルなのでA面B面共にアルバム未収録曲。現在CDでは編集アルバム『パスト・マスターズVol.1』で聴く事が出来る。 但しA面「アイ・フィール・ファイン」は66年12月の英国編集アルバム『オールディーズ』(未CD化)に収録されている。


NME(英):5週連続1位
ビルボード(米):3週連続1位
キャッシュボックス(米):3週連続1位

小生の好き度

★ ★ ★ ★ ★

アルバム『ビートルズ・フォー・セール』に先行して、64年11月27日にリリースされた8枚目のシングル曲。 ジョンの作品で、5週連続1位を記録した。

オープニングのギターのフィードバックはスタジオで偶然発生したものを採用したと言われている。 66年の日本公演でもこの曲が演奏され、ジョンはフィードバック奏法を披露している。 ボビー・パーカー61年の曲「Watch Your Step」から流用した印象的なギターリフは、「涙の乗車券」や「デイ・トリッパー」の萌芽ともいえるもの。 リズム&ブルースがサウンドの根底にあるが、サビのコーラスではビートルズ・ミュージックの真髄を聴かせる。 リンゴの巧みなドラムも黒っぽいフィーリングに溢れている。 力強いリードボーカルはジョン、コーラスはポールとジョージ。この圧倒的なボーカルがこの曲の最大の魅力である事は言うまでも無い。

No.1ヒットシングルのみで構成されたベストアルバム『1』の2015年版には、素晴らしいボーカルが堪能できる新たなリミックスが登場。

又、『ザ・ビートルズ1962-1966』通称“赤盤”の2023エディションには、軽快なシンバルと共に左からタムがはっきりと聴こえる。2024/3追記

作者:J.Lennon - P.McCartney

リード:John


シングル「アイ・フィール・ファイン」のB面に収録されたポールの作品。 ジョンの力強いカッティングのリズムギターとポールのブルース調のベースがかっこいいR&Bっぽいフィーリングに満ちた隠れた名曲。 アメリカではB面ながら2週連続4位の大ヒットを記録している。

少し抑えたポールのシャウトがピアノの旋律と相俟って非常にタイトでクールな印象を与えている。 サビのハーモニーはポールの多重録音。ピアノもポールが弾いている。 間奏のギターはジョージ、リンゴが演奏しているマラカスのような音は、“チョカルホ”というパーカッション。

作者:J.Lennon - P.McCartney

リード:Paul





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