レディ・マドンナ/ジ・インナー・ライト
Lady Madonna/The Inner Light
(シングル)
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プロデュース:ジョージ・マーティン
Parlophone Revel 1968.3.15
曲目リスト
シングル解説
「ハロー・グッドバイ」に続くイギリスにおける17枚目のオリジナル・シングル曲。 1968年3月15日にリリースされ全英チャート2週連続1位を獲得。 全米チャートは最高位2位を記録、100万枚以上を売り上げた。
2曲ともオリジナルアルバム未収録。 CDでは編集アルバム『パスト・マスターズVol.2』で聴く事ができる。 ただし「レディ・マドンナ」は70年2月の米国編集アルバム『ヘイ・ジュード』に収録されている。
NME(英):2週連続1位
ビルボード(米):4位
キャッシュボックス(米):2位
68年3月15日に「ハロー・グッドバイ」に続き発表された17枚目のシングル曲。
ポールが作ったファッツ・ドミノ風ブルース調ロックンロール。 エルビス・プレスリーばりのバリトンのリードボーカルはポール。 オープニングから繰り返される印象的なピアノの伴奏は56年のジャズ「バッド・ペニー・ブルース」を引用している。 謎めいた歌詞はマザー・グースを意識したものだといわれている。
勢いのあるホーンセクションはイギリスの一流ジャズ・ミュージシャンによるもの。 間奏のロニー・スコットによるサックスソロでは、ポール、ジョン、ジョージが紙を口に当ててサックスを真似た音を出してコーラスをつけている。
この曲のセッションと同じ日に「アクロス・ザ・ユニバース」もレコーディングされている。
「レディ・マドンナ」のB面に収録されたジョージの作品。リード・ボーカルもジョージ。 シタールとフルートが美しいアンサンブルを奏でるこの曲は、インド音楽の影響を受けつつもジョージ独自の音楽性が発揮された隠れた名曲。 民族音楽のような不思議な音色はインドの木管楽器シャーナイ。歌詞は老子から引用したという。
ジョージは映画「WONDER WALL(不思議の壁)」のサウンド・トラック制作のため、インドのムンバイにあるEMIスタジオでレコーディングしていた。 そこで現地のミュージシャンによりこの曲のバッキング・トラックが録音されている。 その後、ロンドンのEMIスタジオでジョージのリードボーカルを追加録音して完成させた。 曲の終わり際のワンフレーズのコーラスはジョンとポールによるもの。
当初、「レディ・マドンナ」のB面候補は「アクロス・ザ・ユニバース」であったが、ジョンの判断でこの曲が選ばれた。 ジョージにとって初のシングル収録曲である。
レコーディングは最後の1コーラス以外ジョージしか参加していないが、ジョンとポールはこの曲を絶賛している。
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