シー・ラヴズ・ユー/アイル・ゲット・ユー
She Loves You/I'll Get You

(シングル)


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プロデュース:ジョージ・マーティン

Parlophone Revel 1963.8.23


シングル解説

1963年8月23日、「フロム・ミー・トゥ・ユー」に続く通算4枚目となる英国オリジナル・シングル。 イギリスでは7週連続1位を記録、166万枚以上を売上げ、それまでの英国シングル最高売上げを更新した。 アメリカではローカル・レーベルからリリースされヒットしなかったが「抱きしめたい」のリリース後に再発売、2週連続1位となる大ヒットとなった。

A面B面共にオリジナル・アルバム未収録。但し「シー・ラヴズ・ユー」は66年12月にリリースされたベスト・アルバム『オールディーズ』(未CD化)のオープニング曲として収録された。 CDでは両面ともに編集アルバム『パスト・マスターズVol.1』に収録されている。


NME(英):7週連続1位
ビルボード(米):2週連続1位
キャッシュボックス(米):2週連続1位

小生の好き度

★ ★ ★ ★ ★

リンゴのドラム連打から始まるこの曲は、63年8月23日にリリースされた彼らの第4弾シングル。 イギリスでは7週連続1位を記録し166万枚以上を売り上げた。この売上記録は、77年のポールのソロ作品「夢の旅人」まで破られる事はなかった。

ジョンとポールの共作で、リードボーカルも2人のハーモニー。 ビートルズの人気を決定付けた初期の代表作である。 全編リンゴのシンバルがシャンシャン鳴り響いていて、今までのシングル曲の中で最もスピード感溢れるロック曲に仕上がっている。 特に印象的な“ヤァ!、ヤァ!、ヤァ!”はジョージも加わった3重唱で、彼らの代名詞的なフレーズとなった。

アメリカにおけるデビューシングルであったが、マイナー・レーベルから発売されたためにヒットには至らなかった。その後、キャピトル・レーベルから「抱きしめたい」の大ヒットを受け、再びシングルとして発表されて250万枚以上を売り上げる大ヒットを記録している。

オリジナルのマルチトラックテープが紛失しているため、この曲とB面の「アイル・ゲット・ユー」はモノ・ミックスしか存在しない。

作者:J.Lennon - P.McCartney

リード:Jphn,Paul


4枚目のシングル「シー・ラヴズ・ユー」のB面に収録されたラブソング。 これもジョンとポールの共作。

派手さは無いが心に染みるバラードに仕上がっている。この曲も初期の隠れた名曲の1つである。 リードボーカルはポールとジョンのハーモニーで、サビではジョージも入った3重唱になっている。 デビュー以来、ジョンのハーモニカがトレードマークとなっていたが、ハーモニカをフィーチャーしたシングルはこの曲が最後になる。

作者:J.Lennon - P.McCartney

リード:Jphn,Paul





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