サムシング/カム・トゥゲザー
Something/Come Together

(シングル)


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プロデュース:ジョージ・マーティン

Apple Revel 1969.10.31


シングル解説

ジョンとヨーコのバラード」に続き、1969年10月31日にリリースされた英国における21枚目のオリジナル・シングル曲。 ストロベリー・フィールズ・フォーエバー/ペニー・レイン以来となる、通算4枚目となる両A面シングルである。 ジョージの作品がビートルズ・シングルA面になったのは最初で最期の事。 全英チャートの最高位は4位、全米チャートでは1位を獲得した。 因みに米音楽業界誌『ビルボード』はそれまでA面B面それぞれチャートを集計していたが、「サムシング」が1位の週に集計方法が変わり両面1位になった経緯がある。

両面共に5日前に発表されたアルバム『アビイ・ロード』にも収録されている。 英国でアルバム発売後にシングル・カットされたのはこれが初めて。


NME(英):4位
ビルボード(米):1位
キャッシュボックス(米):2位(サムシング)
キャッシュボックス(米):3週連続1位(カム・トゥゲザー)

小生の好き度

★ ★ ★ ★ ★

「カム・トゥゲザー」と両A面として発表されたジョージの作品。 ジョージにとっては最初で最後となるビートルズ・シングルA面曲である。全米1位。 繊細なリードボーカルはジョージ、コーラスはポール。 レノン=マッカートニーとは一味違うジョージ独特の非常に繊細かつ美しいバラードであり、彼のビートルズ時代の代表作となった。

イエスタデイ」に次いでカバーの多い曲としても有名。 ジョー・コッカーやエルビス・プレスリー、フランク・シナトラなどにも取り上げられている。

「カム・トゥゲザー」同様、リンゴのドラムが絶品。ジョージのギター・ソロも名演奏で、"ジョージここに極まりし"である。 またポールの歌うようなベース・ラインは非常に素晴らしいが、ジョージ自身はメロディアスすぎる事が好きではないらしい。まあ当時の2人の関係がそう言わせたんだろうけど。 ジョンとポールはこの曲を絶賛している。とにかく名曲、名演奏曲である。

作者:G.Harrison

リード:George


ジョンが作ったセンセーショナルなロック曲。リードボーカルはジョン、コーラスはポール。 69年10月31日に「サムシング」と両A面で発表された21枚目のシングル曲。全英最高位は4位。全米では1位を獲得している。

チャック・ベリーの「ユー・キャント・キャッチ・ミー」にインスパイヤされて作った曲。 当初からポールにチャック・ベリーの曲との類似点を指摘されていたが、案の定発表直後にチャック側から盗作と訴えられ、ジョンは後のソロアルバムでチャックの曲を入れる事で和解した。

リンゴのドラミングが特に印象的で、淡々としたジョンのボーカルとポールのベース、ジョージのギターが際立つ非常にクールでワイルドな作品である。 歌詞は難解、というより意味不明であるが、1番をジョン、2番をポール、3番をジョージ、4番をリンゴと、それぞれメンバーについて歌われていると言われているが真相は不明。 ジョン自身、ビートルズ時代の曲でも最も気に入っているものの1つだという。

『ビートルズ・アンソロジー3』にはジョンのボーカルが熱い第1テイクを聴く事が出来る。手拍子と一緒に「Shoot me!」(俺を撃て!)とジョンが歌っているのがはっきりと聴こえる。

作者:J.Lennon - P.McCartney

リード:John





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