イエロー・サブマリン/エリナー・リグビー
Yellow Submarine/Eleanor_Rigby

(シングル)


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プロデュース:ジョージ・マーティン

Parlophone Revel 1966.8.5


シングル解説

ペイパーバック・ライター」に続く英国における13枚目のオリジナル・シングル曲で、1966年8月5日にアルバム『リボルバー』と同時にリリースされた。 2度目の両A面シングルで4週連続1位を記録。 「イエロー・サブマリン」は全米チャートも1位を獲得。 ビートルズ新時代到来を予感させるシングル曲。両面共にそれまでのイメージを一新する楽曲である。

2曲共アルバム『リボルバー』にも収録されている。


NME(英):4週連続1位
ビルボード(米):2位(イエロー・サブマリン)
ビルボード(米):11位(エリナー・リグビー)
キャッシュボックス(米):1位(イエロー・サブマリン)
キャッシュボックス(米):12位(エリナー・リグビー)

小生の好き度

★ ★ ★ ★ ★

13枚目のシングル曲として66年8月5日にアルバム『リボルバー』と同時にリリースされた。全英、全米共に第1位を記録。

ポールが子供の唄として作った ジョンがヴァース、ポールがサビを書き、子供の唄として作った 遊び心満載の作品で、歌詞の一部を歌手のドノヴァンが手伝っている。 リードボーカルはリンゴが担当、コーラスはジョン、ポール、ジョージの3人による合唱。 英国ではリンゴのリードボーカルのシングル曲はビートルズ時代ではこの曲が唯一。 (但しアメリカでは「マッチ・ボックス」「アクト・ナチュラリー」「消えた恋」がシングル・カットされている)

水の入ったバケツを使って波の音を出したり、エンジン音や汽笛など様々な効果音を手作りで録音、イエロー・サブマリン号航海の様子を描写している。 コミカルな添乗員の掛け声はジョン、エンディングにおけるコーラスはスタジオに居合わせた全員による大合唱。 2年後の68年公開のアニメ映画『イエロー・サブマリン』のメイン・テーマソングとなった。

99年のリミックス・アルバム『イエロー・サブマリン~ソングトラック~』には臨場感が半端無いニュー・ステレオ・ミックスが聴ける。

作者:J.Lennon - P.McCartney

リード:Ringo


ポールが書いたバロック・ポップの名作。 13枚目のシングル「イエロー・サブマリン」と両A面扱いでリリースされ、全英チャート1位を獲得。7枚目のアルバム『リボルバー』にも収録。

リードボーカル、コーラスはポールによる多重録音、オープニングと後半の2箇所のコーラスでジョンとジョージが歌っている。ポールのBメロのボーカルに左右の音を電気的にずらしてダブルトラックの効果を得るADT(Artificial Double Tracking)を採用している。 レコーディングはポール、ジョン、ジョージがボーカルのみの参加。演奏はストリングスのみ、編成は「イエスタデイ」の倍の8重奏。リンゴはこのセッションには不参加である。 ポールはこの曲でグラミー賞最優秀歌唱賞を受賞している。

エリナー・リグビーやマッケンジー神父といった架空の人物が登場する抒情詩で、詩の一部をジョンが手伝っている。 後にリバプールのセント・ピーターズ教会のウールトン共同墓地にまったくの偶然であるが、同姓同名エリナー・リグビーの墓があることがわかった。現在はリバプールにエリナー・リグビーの銅像があるそうだ。

唐突なオープニングとエンディング、嵐の如く鬼気迫る秀逸なストリングス・アレンジ、この斬新さが際立つ作風はそれまでのロックの常識を打ち破る創意溢れるものだ。

『イエロー・サブマリン~ソングトラック~』ではボーカルのADT加工を追加したリミックスを収録。ちょっとやりすぎでしょう、さすがにこれは(汗;)。

作者:J.Lennon - P.McCartney

リード:Paul





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