ビーチ・ボーイズ何でもランキング!!

ビーチ・ボーイズの作品を勝手にランキングしてみた。




HOME  ビーチ・ボーイズ TOP  戻る


10代向けアルバム トップ3

勉強もいいけど遊びも大事な10代の若者たちに聴いて欲しいアルバムはこれ!

  1. リトル・デュース・クーペ
  2. 若き天才プロデューサー、ブライアン・ウィルソンのボップ・センスの詰まった会心作。デビューから僅か1年、彼らの音楽的スタイルが既に確立されているアルバムであり、洗練されたコーラスには貫禄すら漂っている。

  3. オール・サマー・ロング
  4. 彼らの全作品中、最も明るさが全面に出ている楽しい作品。ブライアンの曲作りにおける豊かな才能を感じるが、同時にマイク・ラヴが持っている稀代のヒット・メイカー、パフォーマーとしての資質の高さも痛感させられる。

  5. ビーチ・ボーイズ・トゥデイ!
  6. グループ絶頂期の中でも特に若々しい勢いが炸裂した傑作。この作品をベストと推すファンも多い。オープニングから怒涛の如く続くロック・ナンバー、後半のバラード群は胸に残るはず。今思えばブライアンの個性がはっきりと顔を覗かせた最初のアルバムだった。


20代向けアルバム トップ3

期待と不安の入り混じった新社会人の20代。この曲を聴きながら、自分を信じて未知の世界にチャレンジしてほしい。

  1. ペット・サウンズ
  2. 世の中は不満や矛盾に溢れているし、時には孤独を感じる事もあるだろう。くじけそうになった時はこのアルバムを聴いてみよう。これは24歳のブライアンからの贈り物、愛に溢れた人生の応援歌なのだ!

  3. サマー・ラヴ・ソングス
  4. 軽快なサマー・ソングが有名なビーチ・ボーイズであるが、実はしっとりバラードが絶品なのだ。恋愛で迷ったら聴いてみよう。特に女性にお勧めである。

  5. サンフラワー
  6. コーラス・グループとしてのビーチ・ボーイズの魅力が凝縮されている傑作。優しく、力強く、温かで流麗なハーモニーを聴いてほしい。アルファー波の如き奇跡のサウンドが、きっと仕事に疲れた心身をリフレッシュさせてくれるはずだ。


30歳以上の大人向けアルバム トップ3

会社では大事なポジションも任されることも多くなるオーバーエイジ。もう若くないけど長い人生を豊かに過ごすには素晴らしい音楽との付き合いも大事。

  1. ゴッド・メイド・ザ・ラジオ~神が創りしラジオ~
  2. 人生を振り返るのはまだ早いかも知れない。ノスタルジーに浸るのはもっと歳を取ってからでも遅くない。それでもこの作品は聴くに値するものだ。20代のお子ちゃまには感じる事ができない人生の機微がこのアルバムにはある!

  3. ペット・サウンズ・セッションズ
  4. ブライアン・ウィルソンの最高傑作の制作過程を生々しく伝えるドキュメント的な内容をたっぷり味わって欲しい。『ペット・サウンズ』の本当の良さを知ったのは、小生が30歳を過ぎてこのセッション集を聴いてからであった。 でもまだ本質を理解していないかも。。いやー、深いです。。

  5. ブライアン・ウィルソン・プレゼンツ・スマイル
  6. 才気溢れる25歳のブライアンが挫折、そのトラウマに62歳のブライアンが打ち勝った奇跡の作品。完成した音楽も素晴らしいが、『スマイル』完成までを追ったドキュメント映画、『ビューティフル・ドリーマー』も是非見て欲しい。彼の人生の戦いを見たあなたは何を感じるだろう?


春に聴きたいアルバム トップ3

春のそよ風を感じさせるようなフレッシュな作品を選んでみた。

  1. サンフラワー
  2. 春の息吹の詰まった圧倒的なコーラスが絶品の快作。新鮮さと力強さが同居した作品群には明るい希望が満ち溢れている。音もいいぞ。

  3. フレンズ
  4. 暖かな初夏の日差しの中、瑞々みずみずしい気持ちになる1枚だ。穏やかな中にもりんとしている所がこの作品の魅力かも知れない。

  5. M.I.U.アルバム
  6. センスあるハーモニーが秀逸で全体に優しいサウンドに溢れた爽やかな作品だ。


夏に聴きたいアルバム トップ3

さすがサマー・ソングの王者。初期のビーチ・ボーイズ作品は殆ど夏むきといえるが、特に厳選するとこの3枚かな。

  1. オール・サマー・ロング
  2. 底抜けに明るいサマー・ミュージックとムーディーなバラードのラインナップは圧倒的。夏はこれで決まり。

  3. サマー・デイズ
  4. どの曲も練りに練った工夫がサウンドに込められている。そんな事を微塵も感じさせない陽気なサマー・ソングに仕上げるあたり、ブライアンの才能の成せるわざである。

  5. サーファー・ガール
  6. しっとりとしたさざなみのようなサウンドが心地いいラヴ・ソング集。夏の終わりを感じさせるちょっぴり哀愁ただよう作品である。


秋に聴きたいアルバム トップ3

意外と秋にマッチするしっとりとした作品が多いぞ。

  1. ゴッド・メイド・ザ・ラジオ~神が創りしラジオ~
  2. 彼らの集大成のような魔法のサウンドが楽しめる。陽が沈み行くはかなさ、晩秋を感じさせる1枚である。

  3. ペット・サウンズ
  4. 繊細さと好奇心に富んだブライアンの音宇宙。音楽の秋、この1枚にどっぷり浸るのもいいだろう。

  5. ビーチ・ボーイズ・トゥデイ!
  6. ポップ・グループとは一線を画する情緒溢れる楽曲の数々。後半のロマンチックな世界は深まる秋の夜長にうってつけ。


冬に聴きたいアルバム トップ3

クリスマスが似合うビーチ・ボーイズ。でも冬に「浜辺の少年たち」はミス・マッチ?

  1. ビーチ・ボーイズ・クリスマス・アルバム
  2. 彼らのハーモニーはクリスマス・ソングにもマッチしていた。12月には欠かせない1枚。

  3. サーフズ・アップ
  4. 暗いジャケット写真、ビーチ・ボーイズらしくない難解な歌詞が目立つ、異色作。静かな楽曲が多く、天使の歌の如く神々しいタイトル・ナンバーは必聴!

  5. スマイリー・スマイル
  6. 冬とは無関係な作品であるが、寒いという小生の勝手なイメージで選択。アルバム後半はオカルト・タッチでちょっと怖いぞ。


ブライアンのはっちゃけ曲 トップ3

悩み多きブライアンもたまには思いっきりはっちゃける時があるんです。

  1. アイム・バッグド・アット・マイ・オール・マン
  2. ブライアンはピアノを弾きながらフォルセットとプレスリー張りのバリトンで、父親のマリーを思いっきりけなしている。当時感じていた多くのプレッシャーから来るストレスを発散するための悪乗りだったのだろう。メンバーのバック・コーラスも冷やかしである。

  3. ユー・ニード・ア・メス・オブ・ヘルプ・トゥ・スタンド・アローン
  4. 弟のカールも相当力んでいるが、ブライアンのはしゃぎっぷりは半端ない。『スマイル』の失敗で何もかもやる気を失い、当時どん底の精神状態だった彼の半ば自虐的な歌詞であるが、レコーディング・スタジオは唯一の息抜きの場所だったのかも知れない。

  5. ザット・セイム・ソング
  6. アルバム『15・ビッグ・ワンズ』に収録されているブライアンの喜々とした歌声が聴ける1曲。このアルバムには他にもチャペル・オブ・ラヴバック・ホームなど、彼の喜びが爆発したような"潰れた声"を聴く事ができる。 本作を聴いたファンはブライアンの変わり果てた声にショックを受けたが、本人はこのハスキー・ボイスを気に入っていたのだろう。


かっこいいアルバムジャケット トップ3

ビーチ・ボーイズだってかっこいいジャケットあります。ん!? 選んでみて気づいたけどメンバーが登場していないものばかりとは。。

  1. ワイルド・ハニー
  2. カラフルな花をモチーフにしたアートを感じさせるステンド・グラス風のデザイン。アルバムの隠しテーマである蜜蜂をさりげなくあしらっている点もポイントだ。文句なく1番かっこいいジャケットだと思う!

  3. リトル・デュース・クーペ
  4. ホット・ロッドの名車、32年型フォードをフィーチャーしたデザイン。一見して車がテーマなんだな、って判り易いし、アメリカ的なかっこ良さが伝わってくる。

  5. オランダ
  6. 運河に浮かぶボートと細長い建物の写真をひっくり返し、水面に映った影をメインにした実に渋いジャケットである。昔、アムステルダムでは運河沿いの建物は間口の広さで家屋税が決められていたため幅の細い建物が多いのだとか。


ダサいジャケット ワースト3

数々のダサいジャケットの中から厳選してみた(笑)。

  1. グッド・ヴァイブレーションズ・ボックス
  2. 木目調の箱の中に4枚のCDが収納されているのだが、そのCDジャケットが恐ろしくダサいのだ! 言葉では伝えられないので → こちら

  3. L.A.(ライト・アルバム)
  4. 収録曲をモチーフにしたポスト・カードをあしらったデザイン。アイディアは悪くないのだが、その絵葉書えはがきのイラストが何とも醜悪(汗)。

  5. ビーチ・ボーイズ・ラヴ・ユー
  6. 布で織られたタペストリーをモチーフにしているのだろうが、デザインがダサい。コンピュータ・ゲームのモザイク柄にも見える。


個人的なトップ5

小生が個人的に選ぶビーチ・ボーイズ作品でいっちゃん好きな曲!!

  1. ブレイク・アウェイ
  2. 複雑なハーモニーなのに実に聴きやすいポップ・センス抜群の佳曲。ビーチ・ボーイズのきらきらしたサウンドが2分56秒に詰め込まれた魅惑の1曲。 この胸の締め付けられるような切ないメロディはブライアンの天賦の才能の成せるわざ。 何かと口うるさかった実父との唯一の共作であり、この親子の不思議な憎愛関係を感じてしまう。 ずっと小生1番のお気に入りだったが、貴重な未発表音源集『ホーソーン,カリフォルニア』に収録されている別バージョンを聴いて、改めてこの曲が持っているポテンシャルの高さに驚かされた。

  3. 素敵じゃないか
  4. ブライアンの溌剌とした歌声が圧倒的な元気ソング。彼の少年のような清い心がそのまま音楽になったような素晴らしい作品だ。 様々な楽器の音色を重ねたバック・サウンドはほかでは聴く事の出来ない"音"を作っている。 ビーチ・ボーイズ作品の中でも、ブライアンの前向きな気持ちが最も如実に表現されている1曲だと思う。 逆に最もネガティブな心の叫びは「ティル・アイ・ダイ」だろう(これもめちゃくちゃ良い曲です)。

  5. アド・サム・ミュージック・トゥ・ユア・デイ
  6. 滾々こんこんと湧き出る瑞々しい清水を音楽にしたような珠玉のコーラス・ナンバー。 人間の声を使った究極の芸術作品である。 それにしてもこんなバック・コーラス、どうやって考えたのだろう?
    この曲を発表した1970当時、アメリカでのビーチ・ボーイズは時代遅れの存在になっていた。 このグループ最大の危機の中、メンバーたちは一致団結、再びかつての輝きを取り戻すべく歌い始めるのだ。 新しいレコード会社からの初めてのシングルとなった本作には、確かに意欲と希望に満ちている。

  7. カリフォルニア・ガールズ
  8. 昔は軽い曲だと思っていたが98年に出た『エンドレス・ハーモニー』に収録されていたステレオ・ミックスを聴いて考えが一変した。 コーラスからバックの演奏の細部に至る所まで計算されつくされた魔法のサウンド!!聴く度に新たな発見と出会う。 だがそんな複雑さを感じさせないところがすごいセンスなんです。 マイク・ラヴの能天気なリードボーカルに騙されるんだよなー。。 同時期のビートルズより遥かに進んでいたブライアンの音作りは脅威的である。

  9. イン・マイ・ルーム
  10. 4声ハーモニーがフューチャーされた初期バラード。
    この曲を聴き始めた頃はあまりにシンプルなメロディとコーラスゆえに「良く出来たアメリカン・ポップス」というありきたりな印象しかなかった。 モダンで洗練された中期ビーチ・ボーイズ・サウンドと比較すると、「美しいけれど平凡」だと感じていた。 でもいつからか聴けば聴くほど味わいが深まる“時を越えた作品”である事に気づくのだ。 デビュー当時にブライアンが抱えていたプレッシャーや将来への不安を暗示している歌詞は度々指摘される事であるが、「これは僕自身だったんだ」とドキュメンタリー映画で回想するブライアンがとても印象的でした。


珠玉のバラード トップ5

ブライアンの繊細な音世界を楽しむには絶好のラブ・ソングの数々。 迷った結果、珠玉のバラードはこれです!!

  1. ガールズ・オン・ザ・ビーチ
  2. オープニングから全開のハーモニーに圧倒される、サーファー・ガールたちを称えた純正ビーチ・ボーイズ・バラード。 この源流にはデビュー前から温めていたブライアンの切り札的名曲「サーファー・ガール」があり、彼の音楽が万人から愛される理由を知る手がかりになるだろう。 何故かベストアルバムとかに選ばれる事が少ないですがもっと評価されてもいい曲です。1位にしちゃいました!

  3. プリーズ・レット・ミー・ワンダー
  4. 非常に複雑なサウンドとバック・ハーモニーなのに、そんな事を感じさせない甘く切ない究極のバラードである。 こんなロマンチックな作品はブライアン以外に作れないだろう。繊細過ぎるエコーの使い方は神技っ!。 この曲はラヴ・ソングであると同時に、ブライアンの音楽創造への熱い想いが込められた作品である事を忘れてはならない。 ベスト・アルバム『ザ・ウォームス・オブ・ザ・サン』か『U.S.シングル・コレクション(1962-1965)』収録のステレオ・ミックスを是非聴いて欲しい! (他のステレオ・ミックスでは駄目なのよ・・)

  5. フォーエヴァー
  6. 兄のブライアンとは1味違う繊細さと男臭さを持ったデニスの美しいバラードの傑作。 コード進行は非常にシンプルな感動コードながら、デニスの歌声は聴く者に語りかけてくるようだ。 バラードトップ3にはどうしても入れたかった曲である。 バック・コーラスのブライアンの美しいフォルセット・ボイスは、この作品に更なる力強さを与えているし、強い兄弟愛を感じずにはいられない。

  7. バラード・オブ・オール・ベッツィ
  8. オープニングのハーモニーから胸を打つ、初期バラードの傑作曲。しっとりとしたバックコーラスに包まれたブライアンの甘いボーカルがたまらない。 自分の愛車への想いを綴った歌詞、短い夏を惜しむようなロマンティックな作品である。 このシンプルなサウンド、好きなんだなぁー。

  9. キス・ミー・ベイビー
  10. この曲もリードボーカルとバック・コーラスの取り合わせが絶妙。 注目は複雑かつ繊細さが際立ったオーケストラサウンドである。 この洗練されたモダンな作品を作曲、レコーディングしていた当時のブライアンは弱冠22歳だった。 この若さで年上の凄腕ミュージシャンたちを仕切り、プロデュースしていたのは驚異である。








HOME  ビーチ・ボーイズ TOP  先頭


戻る

トップへ